ミステリーサークル 腹打ち太鼓
世界各地で発生するミステリーサークル、まさに人知を超えた奇怪な現象ですね、芸術的とも見れるあの巨大で複雑な模様の正体は一体何なのか・・??
自然現象なのか・・?はたまた宇宙人のイタズラなのか・・?
それとも未来人からのメッセージなのか・・?
う〜ん謎は深まるばかり・・しかし!!その謎に真っ向から立ち向かう科学者がここに現れたのだ!!
プラズマ科学の奥義を極めた天然ローリングバカ、科学界のレッサーパンダ、大槻・・・いや、腹槻教授である!!
「ふっ、私の前では、幽霊もUFOもすべてプラズマの一片に過ぎん!! どんとこい!超常現象!!」
「はっ・・腹槻教授ー!!大変です!!東京の奥多摩にミステリーサークルが現れましたぁーーーー!!」(助手)
「何ぃーー!!それは本当か?!よし、現場へ急行だーー!!」
(そんで、現場)
「現地の住民の通報では、田んぼの真ん中に奇怪なミステリーサークルが現れたそうですが、う〜ん見当たりませんねぇ
・・・・・はっ、教授もしかしてあれではないでしょうか??」
助手が指差した先には、なんと、田んぼの真ん中で仰向けに倒れている、金髪のグラマーな女性がみえる。
「おいおい、あれのどこがミステリーサークルなのかね?」
「とにかく行ってみましょう!教授!」
田んぼの稲を掻き分け、歩み寄ると、黒のミニスカートをはいた、上半身トップレスの金髪女性がぐったりしていたのだ。
しかもよく見ると、くびれたウエストの真ん中に円状のへっこみがみえる・・・おおお!!!これぞまさしくミステリーサークル!!! 我々は歓喜の声をあげて世紀の発見に酔いしれていた。
「う〜んしかし、なぜこんな田んぼのど真ん中に金髪美女が・・??しかもノーブラで・・??」(助手)
我々は、立ち込めてくる犯罪の臭いを振り払いつつ、科学的調査を決行したのだ!
「基本的にプラズマは質量をもたないが、低温になることで質量を得ることができる、つまりミステリーサークルは低温プラズマが微妙な圧力によって生み出しているものなのだ、この女性の腹のめり込み具合からすると、かなり低温・・・おそらく絶対零度に近い低温プラズマに違いない!!」
「おお!さすが、腹槻教授!素晴らしい推理ですね!」(助手)
「めり込みは、おへそから約1センチほど上にあり、直径20センチ、深さ15センチ・・・ここから推測出来るエネルギー量を計算すると・・・・ぬぬ!!10000ジュール、100キロの鉄アレーを100メートル上空から落としたのと同じなのだ!!
恐るべし、プラズマパワー!!」
「げっ!それでは内臓が破裂してしまいます!早く救急車を呼ばないとまずいのでは・・・」(助手)
「いや・・まだ現場検証をしなければいかん!!
表情の赤らみ具合からするとかなり悶絶したに違いない・・・
この表情から、アドレナリン分泌量を逆算すると・・・・・」
こうして、変態現場検証は夜を徹して行われたのである、
ちゃらららら〜♪ ちゃらららららぁ〜♪
(一応、踊る大捜査線のBGM)